プラトンの立体
正四面体 |
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正六面体 |
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正八面体 |
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正十二面体 |
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正二十面体 |
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数学でいう正多面体です。
正多面体とは、
1. 各面がすべて同じ正多角形であること
2. 各頂点で接する正多角形の個数が等しいこと
があげられ、正多面体は5つしか存在しません。
- 正四面体 (三角・ピラミッド形)
- 正六面体 (サイコロ形)
- 正八面体 (ピラミットの底の部分を2つくっつけた形)
- 正十二面体(頂点が5つの面・五芒星で構成)
- 正二十面体
古代ギリシア人は宇宙を構成する元素は火・空気・水・土の4つであると考え、プラトンはこの4つの元素に5つの正多面体のうちの4つを該当させました。
- 正四面体 火
- 正六面体 土
- 正八面体 風
- 正十二面体 エーテル(天空)
- 正二十面体 水
エーテルは、天空を満たすものという意味合いで、例えば、太陽の光が地球に届くには、その光を伝える何かがなければ伝わらない…つまり、五感では捉えることができないもの、天空を満たす神秘的なものというエーテルを加えた5つがプラトン立体と呼ばれます。
ちなみに、この正多面体は三角ですべて分解することができ、学校で必ず登場する三角定規のセット、正三角形と直角二等辺三角形この2つですべて分解していくことができます。
パズルのように考えるとわかると思いますが、例えば正六面体であるサイコロ型の一つの面に、正三角形の定規と同じピースを埋めていくとぴったりはまっていきます。
更に、面から立体として考え、展開図を想像し同じようにピースを埋めていけばもちろんはまっていきます。
「神はこれらの4大元素の始原(アルケー)として2種類の基本三角形を与えた (byプラトン)」
この2種類=定規セットとなります。
始原とは根源とも書かれていることがあり、物事の根本=アルケーです。
- 正四面体 (三角・ピラミッド形)→トゲトゲしている→”火”
- 正六面体 (サイコロ形)→ 正三角形でピッタリと敷き詰められるため大地と捉え→”土”
- 正八面体→正四面体及び正二十面体の面が三角形であり、この2つの真中には空気が存在する→”風”
- 正二十面体 → 丸くなっている→”水”
さてここで。
正十二面体であるエーテル・天空は?となります。
五芒星である面で構成される正十二面体。
五芒星の面を三角で区切ると30個の三角ができますが、この1面30個✕12面=360個、馴染みのあるこの数字。
- 360度→すべてを包む→天空であり宇宙
となります。
マカバスター(マルカバスター)

マカバ(Merkaba)は2つの三角形(上向き三角形と逆三角形)を組み合わせた形で、六芒星(ヘキサゴン)を立体化したものです。
いろいろないわれがあることは知られるところですが、真反対のものを組み合わせバランスを安定させるといわれています。
形も可愛い形で人気があり、ダウジングなどに利用されることもあります。
プラトン立体と組み合わされている時、肉体や魂と位置づけがされています。
スフィア(丸玉)

天然石が好きな方なら定番のスフィア。
色や置き場所との組み合わせで、お守りにもまた癒やしにもなると言われています。
スフィアがプラトン立体と組み合わされている時、虚空(無)との位置づけがされています。
プラトン立体とマカバスターとスフィアで、チャクラに対応できると言われています。
チャクラについて

サンスクリット語で”車輪”という意味だそうです。
心と体のバランスをとる大切なポイントがチャクラ。
全部で7つあり、それぞれに意味や色が割り当てられています。
その意味や色をガイドに、このポイントをそれぞれ調整し本来の心身の健康状態を取り戻せると言われています。
簡単に概要を記します。
場所 | いわれ | 対応する石の色 |
1 | 積極性・行動性・指導性・自主性 | 赤・黒 |
2 | 創造性や自信、向上心 | オレンジ色 |
3 | 理解・分析・消化 | 黄色・ゴールド |
4 | 安定・寛容・包容 | 緑色・ピンク |
5 | コミュニケーションとその人個人の創造性 | 水色 |
6 | 直感 | 深い青・紫色 |
7 | 全てを統合し一つにする | 白色・透明 |
終わりに…
様々な解釈やいわれがありますことをご了承の上、参考としてお読みください。