
貝化石 巻き貝
軟体動物門腹足綱に分類されます。
基本は巻き貝を持ったものという分類ですが、貝の部分が小さくなったもの・消失したものも含みます。
ナメクジは貝の部分を小さくすることでかたつむりから進化したものです。
民間療法でナメクジを食べるといい(何にいいのかわかりません..)というものがあるそうです。
…ナメクジは貝の仲間ですが、食べるのは危険です!
寄生虫の宿主になっていることがあり、広東住血線虫と呼ばれるもので、日本でも死亡例が出ているそうです。
巻き貝は、カンブリア紀より現れ、原生種は60000種ほどだそうです。
海・淡水・陸上とあちこちで生活しています。
陸上…
ナメクジ(もういい!と言われそうな気が…)とかたつむりを合わせて、陸貝といいます。
形・体
巻き貝は螺旋状で左右非対称です。
殻の部分は方解石やアラレ石が含まれています。
柔らかい部分は眼と口のある頭部と移動のための足があります。
貝化石 二枚貝

はまぐりやしじみ等、二枚貝は馴染みが深いと思います。
二枚の貝が靭帯でつながる、軟体動物門二枚貝綱です。
もぐって生活するものが多いのは潮干狩りのイメージで理解できると思います。
砂の中以外にも岩や流木も家となります。
二枚貝の食事は、水やくっついている部分の有機物をろ過しています。
形 体

二枚の殻がくっつくいているところは凸凹に噛みあうようになっていて”歯”と呼ばれ、しっかりと咬み合っています。
そして左右は非対称。
この非対称さは微妙な感じの非対称さです。
よく見ると…非対称だわ!という感じです。
魔女の靴・悪魔の足の爪

三畳紀からジュラ紀後期に生息し、海底の泥の中で生息していました。
ぱっと見た目、二枚貝?と思うのですが、巻いたようなふくらんだこの形のものと、相方の殻の形は蓋をする様な形の二枚貝です。
形から、魔女の靴・悪魔の足の爪等言われていますが、あの、みんな大好き牡蠣のご先祖さま!と思うと、ちょっと…なネーミングかなぁと思います(笑)
